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読書魂!東野圭吾

October 24, 2007

「時生」東野圭吾著4

動きのキレがなかなかに良くなっていると思われ。腕に沿ってる血管の血流もなんだかとても勢いよく感じられます。これもひとえに日々の生活が素晴らしく改善された(たった2週間の)結果だと思い込みたいこの頃。
でもいざ仕事となると集中力ないなぁ。働きマンはすごいなぁ。

【時生】東野圭吾著/講談社
2005年発行(文庫)

時生 (講談社文庫)

TVドラマ「ガリレオ」で注目を浴びてる東野圭吾さんの代表作のひとつです。

「ずっと昔、俺はあいつに会ってるんだ」
遺伝性の難病、グレゴリウス症候群。中学を卒業する頃に発祥した時生(トキオ)は数年の闘病生活の末に、今まさに最後の時を迎えようとしていた。父親である宮本拓美は、生まれてもいない20年以上も前にトキオと出会っていた事を、静かに妻に告げる。
こんなプロローグで始まるとてもロマンチックなお話でした。

トキオは時空を超えて、両親が出会う少しだけ過去の拓美に会いに行く…。拓美の生い立ちの秘密や恋人の失踪などの事件を通して、トキオに導かれ拓美は少しづつ心を開き始める。当初の拓美は、自分の不幸を家族やまわりに原因を押し付けるどうしようもなく怠惰な男。それがトキオとの出会いによって少しづつ自分と向き合って成長して行きます。もちろん最後は悲しい悲しい別れが待っているんですが。
途中のドタバタ劇は、すべてクライマックスを盛り上げるための前節のようなものだと思ってもらっても構いません。

トキオの名が、「時生」と漢字で表現されるのはプロローグとエピローグのみで、本編では全てカナ表記で表現されていました。トキオは何者であったのか?ほんの少しだけ現実には起こり得ないこととの境界が演出されてるようでした。それでも信じたくなる素敵な話。時生(トキオ)は両親に本当に愛されて生れてきた。そして、拓美自身もまた…。「今この瞬間でも僕は未来を感じることができる」

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  +  +  +

いよいよ明日からMLBのワールドシリーズ始まります。
松坂の先発は第3戦。
それとACLの浦和レッズ戦、気になるなぁ…。

mikey2006 at 22:51|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

September 21, 2007

「探偵ガリレオ」「予知夢」東野圭吾著3

今週は暑かったです。
でも、さすがに夜は真夏ほどではないからエアコンのコントロールが難しい。
予報ではその暑さも今週いっぱいで終わって、徐々に秋らしくなるということです。

東野圭吾のミステリーは、日常生活では出てこない人の内面の人間性をテーマにした作品が多いので、結果的に暗ーい印象があります。そんな中でも、一番エンターテインメント的な要素の強い作品がこの「探偵ガリレオ」シリーズです。
大好きな作品ですが、フジ「月9」(福山雅治主演)で今秋からドラマ化されるということです。嬉しくもあり悲しくもありますが、原作にはかなりの手が加えられてることを前提に楽しみにしたいと思います。

【探偵ガリレオ】東野圭吾著/文藝春愁
1998年5月発行(文庫)

探偵ガリレオ

【予知夢】東野圭吾著/文藝春愁
2000年6月発行(文庫)

予知夢

物理学者で大学助教授の湯川学が、友人の草薙刑事からの依頼で次々と難解な事件を解決していくというシリーズ作品です。「探偵ガリレオ」「予知夢」各々5つの短編からなります。
この2人の関係は「ホームズとワトソン」であったり「明智小五郎と小林くん」的なもので、これらのクラシックな名作と違うのは事件解決には必ず「科学」の力が存在すること。それも素人では解けないようなレベルの…。犯人捜しは問題としておらず、だいたいにおいて最初からはっきりしてる場合が多いんですが、「どうやって」というプロセスが毎回の興奮を呼ぶ人気シリーズです。
僕は中でも「転写る」(うつる)とか「騒霊ぐ」(さわぐ)あたりがオススメです。

あと、相棒の草薙刑事(←男)の役まわりは、連ドラでは柴咲コウが新人女刑事として扮するということで、この辺りが嬉しくもあり寂しくもあります。はたして草薙刑事は登場するのか?ちなみに東野圭吾さんは湯川学役は俳優の佐野史郎をイメージして書いてたらしい…。

最後に「ガリレオ」シリーズの初長編「容疑者Xの献身」は鳥肌たつ程、近年稀にみる極上のミステリー作品だと思っています。

  +  +  +

ここに来てソフトバンクが、痛い連敗。
クライマックスシリーズへの進出は決定的ですが、
やっぱり完全優勝したいなぁ。

mikey2006 at 19:25|PermalinkComments(0)TrackBack(1)clip!

August 05, 2007

「さまよう刃」東野圭吾著4

8月。
ようやく今の忙しさに先が見えてきて、次の動きを考える余裕が出て来てるこの頃。
そして、先月末にどうにかこうにか会社の決算も終わりました。

【さまよう刃】東野圭吾著/朝日新聞社
2004年12月発行

さまよう刃

ここでいう「刃」とは、もちろん復讐のために逃亡を続ける容疑者のことも意味します。しかしそれより重要なテーマが隠されていて、それは「正義」ということ。この事件の正義は誰に、そしてどこに存在するのかを、遺族、警察、裁判所、マスコミ、容疑者の家族など、いろんな立場の人間が自分の正義を信じて行動していく様子が最後まで描かれます。若い織部刑事は、正義がどこに在るのか戸惑いながらも容疑者を追い詰めていきます。真野や久塚といったベテラン刑事の存在も大きい。

理解しがたい犯罪を犯す少年達とそれに向き合えない彼らの親。当事者でありながら他人事のように、あるいはまるで被害者のように振る舞う態度には憤りを覚えます。責任を取ろうとしない人間がいかに多いことか。ちなみに主犯格の少年2人に関しては、救いようがないというのが僕の意見。

いつもながら読みごたえのある文章で、どんどんのめり込めます。そして最後まで残る疑問の正体には驚かされました。実は謎らしい謎はこのこと以外にはありませんが、それまでに自分がこの事件の真相をおおよそは読み切っているつもりでいたことに恥ずかしさを覚えます。
そして事件は、やりきれないラストを迎えることになり…。

mikey2006 at 16:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

May 01, 2007

「容疑者Xの献身」東野圭吾著5

面白すぎて、一気読み。
たぶん僕自身最速ではなかったでしょうか。

【容疑者Xの献身】 東野圭吾著/文藝春秋
2005年8月発行

容疑者Xの献身

2006年の、ミステリー賞3冠達成。そして同氏悲願(なんかそういう記述が多いので)の直木賞を受賞した「すごいミステリー」作品。
推理小説の王道を行く設定で、犯人側と犯罪捜査側のガチンコの構図。謎がクリアになるにつれて、どんどん深みにハマって間違いなく快心作。

言わせてもらうとこれは間違いなく「愛」であったと思う。
容疑者Xの献身とは?読み始めにもイメージできることはありますが、読み終える頃には、その時のイメージがいかに浅いものであったかを痛感させられます。しかしながら、これほど究極的な状況でない限り石神の愛情が花岡靖子に伝わることがなかった…。その一点だけでも、石神は救われてるんだと信じたい。

東野作品で過去にも登場した天才物理学者 湯川学は、刑事と容疑者という2人の大学時代からの友情に心を痛めつつ話は進展します。そして容疑者が用意した完全犯罪は、そんな人間的な対峙から徐々に綻びが見え始めます。謎解きはあくまで論理的でも、真相解明には人間味を失わない。この辺りが東野作品の持ち味なのでしょう。

  +  +  +

ものすごくチラーッと見かけた記事で、
地球とかなり似た星が発見されたとかなんとか・・・。
やっぱり気になるなぁ。

mikey2006 at 02:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

April 30, 2007

「赤い指」東野圭吾著3

昼間に東京では、25℃を超えたようです。
バイオガソリンの導入が始まりましたが、こんどは原料となるトウモロコシなどの穀物が世界的に不足気味だそうです。机上の計画だけでは、環境問題は解決できなそうです。

【赤い指】 東野圭吾著/講談社
2006年7月発行

赤い指

人物を表面だけじゃなく、内面から描くことに定評のある著者。
この作品では、嫌がおうにも我が身に置き換えて考えざるを得なく、とてもとても痛い気持ちにさせてくれました。介護、嫁姑、親子関係、いじめ等、最近の家庭問題をたったの270ページにこれでもかと詰め込んだ作品です。

「この家には、隠されている真実がある。
それはこの家の中で、彼等自身によって明かされなければならない」

息子の身代わりに、認知症の母親の犯行にみせるという非人道的な行為に所轄の刑事のとった行動は!そして共に捜査に携わる新人刑事の伯父に対する想いも見逃せません。
まるで同情の余地を見出せない息子の行動や態度、しかし両親にもそれも正面からとがめる事のできない卑屈な面が存在します。日頃から人(特に家族)と向き合うことの大切さ、そして難しさを真剣に考えさせてくれます。

分かりやすいキャラクター設定も東野圭吾ミステリーの魅力だと思っていますが、実際に加賀刑事ほどの人情派(しかも頭も切れる)の刑事って存在するのだろうかと考えてしまいます。

  +  +  +

ソフトバンク8連勝!!笑いが止まらない。
マリナーズの城島も、なかなかの調子を維持。

mikey2006 at 21:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!