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読書魂!宮部みゆき

February 11, 2008

「スナーク狩り」宮部みゆき著3

少し陽が長くなったような気がしませんか?
17時台だとまだ少し陽が残ってる程度ですけど。
まだ寒いですが、あっという間に春がやってきそう。

この話は、たった一夜で繰り広げられるヒューマンサスペンスです。
長い長い夜の話でした。

【スナーク狩り】宮部みゆき著/光文社
1997年6月発行/光文社文庫
(単行本 1992年6月カッパノベルズ刊(光文社))

スナーク狩り

'90年代初めの作品。

「おれはスナークと闘うんだ 〜中略〜 
 だが、もしもその日ブージャムに会ってしまったら〜」
冒頭にこのルイスキャロルの同名の詩が引用されています。怪物を倒すことを決意し、知らぬ間に自分も怪物に姿を変えてしまう。織口邦夫も、関沼慶子も、その他の登場人物もそうであったのかも知れません。まぁ、大多数の人は、すぐに冷静にもなって悲しい事件までに発展しないのでしょうが。

誰からも「おとうさん」と慕われる織口も、裕福で容姿端麗な関沼慶子も、心に闇を抱えて復讐の時を待っていた。ある夜に二人はそれぞれに復讐を決意して…。そして、その復讐に気づいた佐倉修治は、織口の復讐を阻止すべく後を追います。幾重もの人間ドラマがこの夜に交差して、目まぐるしい展開をみせる。

いつもの宮部さん作品に比べ、人物像の奥行きが足りなかったように感じました。(特に主人公の佐倉修治)事件後は彼の思い悩んだことも想像できるので、その辺りの心理描写ももっと欲しかったです。
皮肉をこめて、国分範子の兄の処分なども…。慶子の身の処し方や竹夫くんの様子も気になります。なんだかんだで、僕はもっと長編で読みたかったということなのかも…。
でも、やっぱり悲しい事件です。

この作品は、宮部作品の中でも特に映像的と言われてるように、妙に細かく動きの描写があったり、比喩やスローモーションなどが随所に使用されていたりします。また、宮部作品の中では展開もかなり早いほうです。それでも、一晩の話に400ページ近くも費やすボリューム満点の話ですけどね。

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今日は、建国記念日です。
そういう訳で「坂の上の雲」を読みはじめようっと。
2ケ月くらいかかるのを覚悟して…。

mikey2006 at 05:53|PermalinkComments(1)TrackBack(0)clip!

January 21, 2008

「我らが隣人の犯罪」宮部みゆき著3

昨夜東京では、雪は降りませんでした。
でもしばらくは最高気温1ケタ代が続くそうです。

宮部みゆきさんのデビュー作にして、いまだに根強いファンの多い短編集「我らが隣人の犯罪」全5偏を読みました。どれも工夫された粒揃いの作品集。

【我らが隣人の犯罪】宮部みゆき著/文藝春愁
1993年1月発行/文春文庫
(単行本 1990年1月刊行/文藝春愁)

我らが隣人の犯罪 (文春文庫)

まずタイトルにもなっている「我らが隣人の犯罪」。中学生の長男を主人公としたスリルある本格ミステリー。彼は、今時の少年らしく冷めた思考で家族を観察しているが、緊張したり家族思いであったりと、等身大の中学生の目線で事件に関わります。そこが可笑しくもあり頼りなくも感じて、僕もつられて緊張してしまいました。結果も痛快でした。
そして「サボテンの花」、これは上手かった。6年1組の生徒達が仕組んだ卒業研究の謎とは?定年を迎える教頭先生は、生徒達から見事に一本取られます。素敵な作品です。また、「祝・殺人」なんかは、後の「理由」あたりにも繋がりそうな手法で全体が構成されており、読みごたえ十分でした。他「この子誰の子」「気分は自殺志願」の2偏。

短編であっても、登場人物の背景をしっかりと描き出す宮部さんの原点を見たような気がする作品集です。

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宮部さんは、引き出しの多い人である。そして、どの引き出しにも優れた物語が入っている。だから、論じにくいとも言える。ただ一言、間違いなく言えることがある。箪笥にもいろいろあるが、宮部みゆきは、桐の箪笥である。
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↑文庫巻末の解説で北村薫さんは、宮部さんをこんなふうに評しています。

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mikey2006 at 16:44|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

January 08, 2008

「孤宿の人」宮部みゆき著5

温かい。
今日は、3月末頃の陽気だったそうです。

それとは関係ありませんが、
勢いのあった自費出版の会社に民事再生法が適用されましたね。(←新風社のこと)
"良い本"と良い出会いをする機会がまた少し減少。

【孤宿の人】上下巻 宮部みゆき著/新人物往来社
2005年6月発行

孤宿の人(上)
孤宿の人(下)

金毘羅詣の麓の宿場町として栄える小藩、丸海藩を舞台に繰り広げられる人情劇。愛憎劇、幕府や藩のお家騒動、もり沢山の内容ですが、テーマはそこにはありません。幼い"ほう"の無垢な優しさ、一本気な"宇佐"の懸命さ、この2人が丸海の温かい人々に囲まれて生きる様が鮮やかに描き出されています。

幼い奉公人「ほう」、見習い引手の「宇佐」、町役人の「渡部一馬」。この3人の視点が交互に重なりながら話は進みます。「ぼんくら」シリーズのほうがキャラクターに派手さがありますが、この作品は3人以外にも情の深い役柄が多い。井上家の面々に他の匙家(医家)、英心和尚、嘉介親分、ご牢番の石野さま、そして"鬼"の加賀殿…。多くの愛される人物が登場します。
惜しむのは、諸悪の根源的な面々の顔がはっきりと出てこなかったこと。奴らが悪いのは分かっているのに…。これが水戸黄門なら角助コンビに斬られるかお家断絶…、と思わなくはないです。まぁ、"ほう"がすくすくと育ってさえくれればそれで良いんですけれどね。

また、この時代には現代のネットやテレビのようなものは存在しません。だからこそ、街の噂や風聞が一度広まると一筋縄では納まりません。何より質が悪く恐ろしいものとして描かれています。逆にそれを利用しようとするグループも存在して見所もありました。

丸海藩は架空の藩ですが、海、山、堀外から塔や街や漁師町に至るまでの街並が、鮮やかに映像として浮かんで来ます。そういう背景設定をしっかり据えるところが宮部さんの時代物の素晴らしい点です。モデルは、四国讃岐の丸亀藩ということです。

「おあんさん、ほうは加賀さまに字を教わりました」
きっと最後は、"ほう"が転ぶたびに、何か問いかけるたびに涙でボロボロになります。

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mikey2006 at 23:23|PermalinkComments(4)TrackBack(2)clip!

December 04, 2007

「理由」宮部みゆき著4

宮部みゆきさんの作品は、事件や人物の背景がもの凄く丁寧に描かれているので、僕は非常に好きになれる作品が多い。その宮部さんの現代ミステリーの3大傑作と評価されてる作品があります。「火車」「理由」「模倣犯」です。いづれもドラマや映画で映像化されています。映画版の「模倣犯」は痛かった。

読んだのは2週間くらい前。現代ミステリーは、その執筆された時期の時代背景とも密接に結びついてることも多くて、そういう点から期待以上のものは得られませんでした。

【理由】 宮部みゆき著/新潮社
2004年7月発行/新潮文庫
(単行本 1998年6月/朝日新聞社刊行)
(文庫 2002年9月/朝日文庫刊行)

理由 (新潮文庫)

とても実験的な構成で、探偵や刑事が事件の真相を解明していくというものではありません。関係者への事件取材を丁寧に続けながら、そこで語られる内容と事件当時の出来事をシンクロさせながら物語は進んで行きます。

「磁石が砂鉄を集めるように、「事件」は多くの人を吸い寄せる。 
 (中略)彼らの多くは、「事件」を基点に放射状に引かれた直線の先に居る〜」
この作中からの引用のように、この事件の関係者は数多い。「理由」の映像化が困難と言われた大きな理由もそこにあるのですが、「事件」というものは元来そういうもので、真摯に事件を理解しようとするのならば決して2時間のサスペンスドラマやニュース番組の枠組みで伝える事は不可能なのです。映画版「理由」では、107名もの俳優を起用したそう。

例えば、犯人や被害者が分かれば、必ずその家族にもスポットがあたる。そして親兄弟、友人、ご近所、勤務先に至るまで全くの他人事というわけには行かなくなります。関わりを断とうとする人、積極的によってくる人、いずれにも理由というものが存在して、犯人が捕まり事件が解決するまで家族単位での増殖が続きます。この作品では、その過程を存分に見せてくれるものでした。
そして一方向ではなく、多角的に分析と理解を得ようとしてる試みに好感が持てるのだと思いました。

折しも、近親者による事件が世間を騒がせています。
家族の捉えかたを非常に考えさせられる作品です。

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昨日も激勝!
北京オリンピックの野球のアジア最終予選
台湾にも良い選手は沢山いた。
サブローのスクイズ、新井や稲葉の勝負強さ、阿部の素直なバッティング、
川崎のしつこさ、ダルの粘投…。見所が多かった。

mikey2006 at 21:11|PermalinkComments(4)TrackBack(1)clip!

November 08, 2007

「蒲生邸事件」宮部みゆき著4

随分寒くなりました。
今週はかなりテキスト打ってます。ブログもそうだし書類とか作るのにも。
そんな時は、集中して一気に量をこなすに限ります。

先週、読了した本の感想ですが、
「タイムトラベル」についての話なので、その気になればめちゃくちゃ長くなりそう。
自制して書きました。

【蒲生邸事件】 宮部みゆき著/文藝春愁
2000年10月発行(文春文庫)
(単行本1996年10月/毎日新聞社刊行)

蒲生邸事件 (文春文庫)

今から10年くらい前に「日本SF大賞」を受賞したSFミステリー小説。結構長い。
ストーリーは、現代の受験生が戦前の「二・二六事件」前夜にタイムスリップしてしまい、ある退役陸軍大将の自殺に遭遇するというもの。はたして事件の真相は?とうことが歴史的事実と交差して人間ドラマを作ります。

最初の頃、主人公に人としての魅力がなかったことに不満でした。そしてその思いは物語のかなり後半まで続きます。なんていうか自分勝手で思慮が足りなかったり、置かれた環境を人のせいにしてる。そう、この主人公は全く普通のどこにでもいる受験生だったと言ってもいいかも知れません。しかし、だからこそ全体を通しての大きなテーマ(歴史の捉え方とか…)が浮かび上がってきます。「じゃー自分自身はこの事件に対してどんな風に考えるのか」などと。

タイムトラベル(時間旅行)が絡む話は好きです。映画や小説、たとえ「ドラえもん」であっても時間の流れに対する"理屈"や考えは見過ごせなかったものです。(1980年代にアニメににもなった「時空の旅人」なんかは僕自身のタイムトラベルに対する考えとかなり近くて好きだった。)納得できなかったり沢山の疑問が残ったりすると、自分勝手な理論を想像しては楽しんでいました。この作品でもそう。「時間旅行」という特殊な能力を持つ平井さんの一族には興味が尽きません。いつか日かシリーズにならないでしょうか…。

そして最後には、随分と成長した主人公の様子も伺えるしロマンチックな締めくくりを向かえます。

今では考えも及ばない国内での軍事クーデター…。それから大平洋戦争へと。
過去を過ぎ去った出来事というだけで差別しない態度。歴史を大切に扱った作品だと思いました。

ちなみにTVドラマ化もされたそうですが観てませーん!

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ACL決勝の第1戦
浦和レッズvsセパハン(イラン)は、1-1のアウェー引き分け。
い、いけるかも!

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October 28, 2007

「ぼんくら」上下巻 宮部みゆき著5

時代劇?歴史は好きですが、時代劇の映画とかも好きですが…。あまり気のりがしないジャンルでした。色彩とか人物とか、どうしても地味なビジュアルしか想像できなかったからかも知れません。ストーリーも含めて。
ところがどうして、またまた自分の想像力の浅はかさをを露呈することになりました。時代劇が面白いのか、作家が凄いのか感心するばかりです。

ということで、人気作家宮部みゆきさんの傑作時代劇「ぼんくら」のご紹介。
ぼんくら?そういえば昨日仕事で、僕自身ぼんくらなミスを…。
それはさておき、煩わしい事が大嫌いで昼行灯な町方同心の人情溢れるお話です。

【ぼんくら】上下巻 宮部みゆき著/講談社
2000年4月発行(文庫)

ぼんくら〈上〉 (講談社文庫)

ぼんくら〈下〉 (講談社文庫)

「井筒平四郎は、〜である。」的な感じのお約束の文章で、各章が始まる。
この表現がいかにも風流で時代劇調、時代劇初心者の僕には話が進むにつれて物語にリズムと風情を与えてくれます。ほかにもコミカルで時代劇らしい言い回しが満載。

お話の内容は、通称「鉄瓶長屋」と呼ばれる長屋で繰り広げられる事件や出来事を巡って、長屋の住人や差配人(管理人)や役人らが繰り広げる人間ドラマです。最初の頃は短編集のようにも感じられる構成なんですが、少しづつ全体が繋がっていることが分かります。そして最後は…。いやいやなかなか出来ませんよこの人情裁き。
悪い人を捕まえて終わりではないのが、時代劇の良い所かも知れませんね。

登場人物が素晴らしい。平四郎もさることながら、煮売屋のお徳、差配人の佐吉、中間の小平治、岡っ引きの政五郎、黒豆・・・。どのキャラクターにも人情と愛嬌が備わっていて気持ち良い。
そして上巻のかなり後半になってからようやく真打ちが登場します。それが平四郎の甥、弓之助です。12才の尋常じゃない程の美少年で、特技は"計る"こと!"ぼんくら"同心の平四郎とこの美少年弓之助の凸凹コンビの誕生です。政五郎親分の子分である「おでこ」少年ともども物語に潤いを与えてくれました。元来、子供が苦手な平四郎が「子供をもつということがこんなにも面白いことならば、もっと早くにやっておけば良かった」と感じるのも納得です。

また、江戸時代の役人や町人の暮らしや仕組みも丁寧に紹介されるので、個人的には勉強にもなります。
このシリーズの続編「日暮し」も楽しみです。

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日本シリーズ結果
ダル13奪三振で初戦を完投勝利!お前はエースだ。
ソフトバンクは、秋キャンプに入りました…。
MLBでは、日本時間28日9:30から松阪先発です。

早稲田のハンカチ王子が苦手なものは「中国語」だそうです。



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August 20, 2007

「楽園」宮部みゆき著4

猛暑が少し弱まりましたが、
先週から千葉で地震が続いてるのが心配です。

夏が終わっちゃうなぁ、
と思っていたら宮部みゆきの新作出てました。

【楽園 上下巻】宮部みゆき著/文藝春愁
2007年8月発行

楽園 上

楽園 下

あの「模倣犯」から9年後のお話です。ライター前畑滋子は、事件の傷跡を引きずったまま新しい(そして不思議な)事件に挑むことになります。
母子二人で慎ましく暮らしていた12歳の少年が交通事故で亡くなります。その少年は、見ず知らずの16年間自宅の床下で眠り続けた少女の遺体の存在を"絵"に残していたという…。こんな感じのプロローグで始まる物語なんですが、もうこれだけで僕のワクワク感は最高潮でした。

今回のテーマは「親と子」にあるようです。生い立ちや環境、そして世代の違ういろんな親子の関係が出て来ました。幸せな家庭の親子、秘密のある親子、問題を抱えた親子など様々です。親が子に、子が親に対しての向き合い方など考えさせられます。そこにはこうすれば良いとか、間違いがないとかいう答えは用意されておらず、まずは真剣に愛情をもって向き合うことしかないようです。ただし、いざという時にそれを貫くことが一番難しい。
物語中、なにより萩谷母さんの子を想う気持ちは強かった…。

いつもながら、この著者は心情を表現するのが上手いなと感心しますが、「楽園」もその期待に十分に応えてくれてます。

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桑田がパドレス退団。
1勝して欲しかったな…。

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February 10, 2007

「誰か」宮部みゆき著5

なんにも邪魔が入らず、130ページ残していたものを
心地よく一気読みできた夜でした。

【誰か】 宮部みゆき著/実業之日本社 2003年11月発行

誰か Somebody

僕は続編である「名もなき毒」から先に読んでいたので、人物とか設定とか共通項は勿体無くも感じたし、続編以上に事件性にメリハリもありませんでした。それでいて僕は深くこの作品にハマってしまってる状態です。ブログアップもこんなにスムーズなのがその証拠。
それは情景や心理描写が本当に丁寧でいて、主人公「杉村三郎」の考え方や生き方に共感と憧れを抱いてしまうからでしょうか。そして人が誰しも持ちうる弱さや卑しさを見つめさせてくれるのが凄い。決して犯罪ではないのだけれど、僕が一番納得できないタイプの"人間"も出てきたし。

「誰か」が一体誰を差しているのかは、読者の読取り方しだいで色んな解釈ができると思います。その分ストーリーが本筋から逸れたりもするので、人によってはおっくうに感じる方もいるようです。でも、僕はそこに存在する人間ドラマにも飽きることなく、十分に想いを巡らせることが出来ました。物語は、ラストで一気に畳み掛けられ、とても途中下車はできませんでした。
シリーズ3作目が待ち遠しいです。

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おそらくこれから午前中に眠らせてもらい、午後から活動開始。
なんだか熱気も戻りつつあるような感覚です。

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mikey2006 at 06:12|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

November 14, 2006

「名もなき毒」 宮部みゆき著4

えー、読み終えたのは先月です。
オススメしたい作品だったので「読書魂!」の最初に紹介します。

【名もなき毒】 宮部みゆき著/幻冬舎 2006年8月発行

名もなき毒

人気作家「宮部みゆき」さんの最新刊で「誰か」の続編。
際立った大きな事件に遭遇するわけじゃないけれど、
終始緊張感を失わずドキドキしてました。
宮部さんのすごく丁寧な人物や背景の描写のお陰だと思います。
このテーマの「毒」にはいろんな意味が込められています。

「どこにいても、恐いものや汚いものには遭遇する。それが生きることなので。」

その時に人は、それをどう受け止めて、どう対処するのか非常に考えさせられます。
気付かないうちに自分自身が毒となっている可能性だってある。誰にでも起こりうる危険の可能性を、様々な人の立場からイメージできるのです。
「誰か」は読んでいませんが読もうと思います。
そして続編にも期待が膨らみます。

読書魂!ではこんな感じで、ちょいレビューして行きます。
ちなみに、僕の諸々の作品レビューではネタバレはしないように心掛けています。
でも、内容が分かっちゃった時はゴメンなさいね。

僕はそんなに本を読むほうじゃないのですが、
勤めを辞めて自分で完全に時間をコントロールするようになり
手元に本を一冊持っておくと、すばらしく重宝します。
場所を選ばないので。

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mikey2006 at 14:13|PermalinkComments(2)TrackBack(0)clip!