映画魂!
April 05, 2009
SLAMDOG MILLIONAIRE/スラムドッグ$ミリオネア@特別試写会
libedoor BlogとGAGAによる映画の特別試写会に当選したので、もちろん行って来ました。会場は東京ミッドタウン内のタウンタワー34FにあるGAGAの持つ試写室にて。肝心の映画はというと「スラムドッグ$ミリオネア」。本年のアカデミー賞にて、作品賞を含む8部門で受賞した注目作です。


ここの34Fに行きます。
普段は社員や関係者しか入れないのでワクワクです。


館内は所々が品の良いアートで装飾されてる。エレベーターも33Fへ直通です。


社内エントランスも超広々。奥にはインターネット放送の本格的なスタジオも併設されていて、ローティーン系のアイドルの子たちがワイワイと…。34Fへは階段で。


窓からは、一週間前の夜に光る風船と戯れたガーデンが真下に見えます。
えーと、前置きが長々となってしまいましたが、いよいよ映画の感想に入ります。
(ちなみに、特別試写会への参加条件はblogに感想を書くことなんです。)"ウソ"は書きたくないので大して面白く思わなかったらどうしよう…。とか、密かに心配してましたが、その心配は無用でしたよ!ちょっとくらいの誇張表現は入ってるかもしれませんが大目にみてください。

SLAMDOG MILLIONAIRE/スラムドッグ$ミリオネア
2008年 イギリス、アメリカ
監督 Danny Boyle
脚本 Simon Beaufoy
原作 Vikas Swarup
出演 Dev Patel,Madhur Mittal,Freida Pinto,Anil Kapoor,Irfan Khan...
http://slumdog.gyao.jp/
監督はダニー・ボイル。映像からは昔「トレインスポッティング」で感じた乾いた熱気が、湿気を帯びてスクリーンに戻って来たという印象。久々に…熱いかも。
「スラムの負け犬(スラムドッグ)が、答えを知っているはずがない」

photo:MovieWalkerサイトより
この作品は、ムンバイのスラム育ちの少年ジャマールの半生と、国民的クイズ番組「クイズ$ミリオネア」で答え続ける成長したジャマールの映像が交互に展開されます。クイズに答えてミリオネアになれるのは、運が良いからなのか?天才だからなのか?それとも…。この演出がクイズの進行とリンクして緊張感を煽ります。
そして、ジャマールがクイズの答えを知り得た理由、番組に参加した目的が徐々にあきらかに。
急激な経済成長の途上にあるインド・ムンバイ。日本とは比較にならない格差、差別、少年犯罪、宗教などの社会問題が作品の背景に満ちています。が、僕はそんなネガティブ要素をフンダンに取り込みつつも、社会派ぶった作品ではなく純粋なエンターテインメントに仕上がった内容にはとても好感が持てました。なによりハッピーにポジティブになれる。

photo:スラムドッグ$ミリオネア公式サイトより
見所は多々あります。司会者(みのさん的な)との駆け引き、兄サリームとの友情や確執、インド暗部社会の緊張感、少女ラティカへの一途な愛…。
特に前半、少年達がスラム街やビーチなどを疾走するシーンの躍動感は見事です。この幼少期の表現が素晴らしいからこそ、後の発展したムンバイに漂う空気感やクイズ番組内でのどことなく重苦しい雰囲気が、より一層際立ったのではないでしょうか。また、サウンドも全シーンを通してその効果を存分に引き出してくれてたように思います。
物語の本筋ではありませんが、「クイズ$ミリオネア」ってオープニングや細かなエフェクト音まで日本版と同じだったのには驚きました。Wikipediaによればイギリス発祥のクイズ番組で"番組フォーマット"というのが決まっているらしいです。なので世界共通?この辺りも見所のひとつなのかも…。
最後にちょっとだけ兄サリームのことを。いろいろあって弟ジャマールより影の多い人生を歩むことになる。でも、それは強くなければ生き抜けない、弟も守ってやれないことを肌で感じていたからのように思えます。小ちゃい頃のジャマールは無垢で表情豊かで憎めませんでしたが、時が経ち青年になってもただ一途なだけだと少し自分勝手すぎるようにも見える。対して兄サリームは…、そこに、僕は一番泣けました。
55名がゆったりと鑑賞出来る試写室でしたが、なにより音響がめちゃめちゃ良かった!なので、通常の映画館での鑑賞より2、3割程は評価が上がっているかも…。もちろん、それを差し引いても観る価値は十分の作品でした。
総評、こんなプライベートシアターが欲しいー!


ここの34Fに行きます。
普段は社員や関係者しか入れないのでワクワクです。


館内は所々が品の良いアートで装飾されてる。エレベーターも33Fへ直通です。


社内エントランスも超広々。奥にはインターネット放送の本格的なスタジオも併設されていて、ローティーン系のアイドルの子たちがワイワイと…。34Fへは階段で。


窓からは、一週間前の夜に光る風船と戯れたガーデンが真下に見えます。
えーと、前置きが長々となってしまいましたが、いよいよ映画の感想に入ります。
(ちなみに、特別試写会への参加条件はblogに感想を書くことなんです。)"ウソ"は書きたくないので大して面白く思わなかったらどうしよう…。とか、密かに心配してましたが、その心配は無用でしたよ!ちょっとくらいの誇張表現は入ってるかもしれませんが大目にみてください。

SLAMDOG MILLIONAIRE/スラムドッグ$ミリオネア
2008年 イギリス、アメリカ
監督 Danny Boyle
脚本 Simon Beaufoy
原作 Vikas Swarup
出演 Dev Patel,Madhur Mittal,Freida Pinto,Anil Kapoor,Irfan Khan...
http://slumdog.gyao.jp/
監督はダニー・ボイル。映像からは昔「トレインスポッティング」で感じた乾いた熱気が、湿気を帯びてスクリーンに戻って来たという印象。久々に…熱いかも。
「スラムの負け犬(スラムドッグ)が、答えを知っているはずがない」

photo:MovieWalkerサイトより
この作品は、ムンバイのスラム育ちの少年ジャマールの半生と、国民的クイズ番組「クイズ$ミリオネア」で答え続ける成長したジャマールの映像が交互に展開されます。クイズに答えてミリオネアになれるのは、運が良いからなのか?天才だからなのか?それとも…。この演出がクイズの進行とリンクして緊張感を煽ります。
そして、ジャマールがクイズの答えを知り得た理由、番組に参加した目的が徐々にあきらかに。
急激な経済成長の途上にあるインド・ムンバイ。日本とは比較にならない格差、差別、少年犯罪、宗教などの社会問題が作品の背景に満ちています。が、僕はそんなネガティブ要素をフンダンに取り込みつつも、社会派ぶった作品ではなく純粋なエンターテインメントに仕上がった内容にはとても好感が持てました。なによりハッピーにポジティブになれる。

photo:スラムドッグ$ミリオネア公式サイトより
見所は多々あります。司会者(みのさん的な)との駆け引き、兄サリームとの友情や確執、インド暗部社会の緊張感、少女ラティカへの一途な愛…。
特に前半、少年達がスラム街やビーチなどを疾走するシーンの躍動感は見事です。この幼少期の表現が素晴らしいからこそ、後の発展したムンバイに漂う空気感やクイズ番組内でのどことなく重苦しい雰囲気が、より一層際立ったのではないでしょうか。また、サウンドも全シーンを通してその効果を存分に引き出してくれてたように思います。
物語の本筋ではありませんが、「クイズ$ミリオネア」ってオープニングや細かなエフェクト音まで日本版と同じだったのには驚きました。Wikipediaによればイギリス発祥のクイズ番組で"番組フォーマット"というのが決まっているらしいです。なので世界共通?この辺りも見所のひとつなのかも…。
最後にちょっとだけ兄サリームのことを。いろいろあって弟ジャマールより影の多い人生を歩むことになる。でも、それは強くなければ生き抜けない、弟も守ってやれないことを肌で感じていたからのように思えます。小ちゃい頃のジャマールは無垢で表情豊かで憎めませんでしたが、時が経ち青年になってもただ一途なだけだと少し自分勝手すぎるようにも見える。対して兄サリームは…、そこに、僕は一番泣けました。
55名がゆったりと鑑賞出来る試写室でしたが、なにより音響がめちゃめちゃ良かった!なので、通常の映画館での鑑賞より2、3割程は評価が上がっているかも…。もちろん、それを差し引いても観る価値は十分の作品でした。
総評、こんなプライベートシアターが欲しいー!
December 28, 2008
青い鳥
例年よりも少し早く年末休暇に入ってる方も多いと思います。
また、ようやく冬らしくなってきたので、
寒いんですけど少しホッとしてもいます。
大晦日には、一応今年観た映画のオススメ10本を紹介するつもりなんですが、
必ず上位に選ぶであろう作品を紹介します。
間に合えば2、3本を…、いや、無理ですね。
阿部寛主演の「青い鳥」という学校ものです。


青い鳥
2008年 日本
監督 中西健二
原作 重松清
脚本 飯田健三郎、長谷川康夫
出演 阿部寛、本郷奏多、伊藤歩、重松収、井上馨、他
http://www.aoitori-movie.com/
静かな立ち上がりです。
とても和やかで生活しやすそうな街。
どこにでもある普通の学校と生徒達、教師…、その日常風景。
そして、どんな学校にでも起こり得そうな問題。
しかしながら、それはとても繊細で根深いものです。
(まぁ、その問題とはご多分に漏れず"いじめ"が絡んでいるのですけど)
阿部寛演じる、村内は"ある問題"があった2年1組に臨時講師としてやってきます。
そして、静かに生徒達に語り出します。
派手な演技がなかった阿部ちゃんですが、ハマり役だったように思います。
photo:MovieWalkerサイトより
反省文。
この中学校の問題解決策のとして、"反省文を書かせる"という行為が出て来ます。
教師が添削して書き直させる反省文。
本当に意味が無い…。でも、実際にそのような一例も存在するのだとしたならば、
その学校や先生方は、一体どこを向いて授業をしているのでしょうか。
確信にせまる言葉が幾つかあります。
それは、「いじめ」という行為の捉え方が限りなくリアルに捉えられていたからこそ、
意味を持って伝わって来たように思います。
それと、この作品の特徴としては"問題"が起きた後の学校をテーマにしてる点です。
起こってしまった事に対してどう向き合うべきか。もちろんそこに正解は見いだせない。
でもきっと、学校として、教師として、生徒として、そして親として、
逃げちゃ行けない。隠しちゃいけないんですよね。
いじめられた側はもう逃げられないんですから。そして、おそらく一生忘れられるものでもない。
この作品は、一方的な教育論はいっさいありません。常に受け身。見守るだけ。
そんな中、一度だけ、劇中ではたったの一度だけ村内は、
一人の男子生徒に正面から向き合うことになります。
そして、生徒の問いにこう応えます。
「強くなんかならなくて良いんだ。
人間は、みんな弱いものだ。だから、本気で頑張るんだ。」
彼は、一生懸命に語ります。
原作も概要も知らない方もいると思いますので、
ここでは村内がどういう特徴を持った教師かということは伏せますが、
明らかにならない辛い過去も抱えているようです。
(原作では、その辺りは語られているのでしょうか?)
教師の教え方、容姿、性格とか、生徒の成績や素行とか、
教師も生徒もますます多様化して、"良い先生"の基準も難しいと思いますが、
まずは先生に本気で向き合ってもらえれば、どんなに彼らは幸せでしょうか。
教育というものは、そこから始まるような気がしました。
ラストでは、村内は突然学校を去ることになります。それこそ「青い鳥」のように。
そこにはTVドラマにありがちな、クラスの生徒達との涙の大円団なんてありません。
でも、染みるんです。村内の一礼が。
「まきちゃんぐ」さんの曲もイイ。
さいごに、
あの「青い鳥BOX」、ほんとうに浮いた存在でした…。
お正月でもまだ上映してるみたいです。
静かに感動を味わいたい方は是非劇場で。
また、ようやく冬らしくなってきたので、
寒いんですけど少しホッとしてもいます。
大晦日には、一応今年観た映画のオススメ10本を紹介するつもりなんですが、
必ず上位に選ぶであろう作品を紹介します。
間に合えば2、3本を…、いや、無理ですね。
阿部寛主演の「青い鳥」という学校ものです。


青い鳥
2008年 日本
監督 中西健二
原作 重松清
脚本 飯田健三郎、長谷川康夫
出演 阿部寛、本郷奏多、伊藤歩、重松収、井上馨、他
http://www.aoitori-movie.com/
静かな立ち上がりです。
とても和やかで生活しやすそうな街。
どこにでもある普通の学校と生徒達、教師…、その日常風景。
そして、どんな学校にでも起こり得そうな問題。
しかしながら、それはとても繊細で根深いものです。
(まぁ、その問題とはご多分に漏れず"いじめ"が絡んでいるのですけど)
阿部寛演じる、村内は"ある問題"があった2年1組に臨時講師としてやってきます。
そして、静かに生徒達に語り出します。
派手な演技がなかった阿部ちゃんですが、ハマり役だったように思います。
photo:MovieWalkerサイトより反省文。
この中学校の問題解決策のとして、"反省文を書かせる"という行為が出て来ます。
教師が添削して書き直させる反省文。
本当に意味が無い…。でも、実際にそのような一例も存在するのだとしたならば、
その学校や先生方は、一体どこを向いて授業をしているのでしょうか。
確信にせまる言葉が幾つかあります。
それは、「いじめ」という行為の捉え方が限りなくリアルに捉えられていたからこそ、
意味を持って伝わって来たように思います。
それと、この作品の特徴としては"問題"が起きた後の学校をテーマにしてる点です。
起こってしまった事に対してどう向き合うべきか。もちろんそこに正解は見いだせない。
でもきっと、学校として、教師として、生徒として、そして親として、
逃げちゃ行けない。隠しちゃいけないんですよね。
いじめられた側はもう逃げられないんですから。そして、おそらく一生忘れられるものでもない。
この作品は、一方的な教育論はいっさいありません。常に受け身。見守るだけ。
そんな中、一度だけ、劇中ではたったの一度だけ村内は、
一人の男子生徒に正面から向き合うことになります。
そして、生徒の問いにこう応えます。
「強くなんかならなくて良いんだ。
人間は、みんな弱いものだ。だから、本気で頑張るんだ。」
彼は、一生懸命に語ります。
原作も概要も知らない方もいると思いますので、
ここでは村内がどういう特徴を持った教師かということは伏せますが、
明らかにならない辛い過去も抱えているようです。
(原作では、その辺りは語られているのでしょうか?)
教師の教え方、容姿、性格とか、生徒の成績や素行とか、
教師も生徒もますます多様化して、"良い先生"の基準も難しいと思いますが、
まずは先生に本気で向き合ってもらえれば、どんなに彼らは幸せでしょうか。
教育というものは、そこから始まるような気がしました。
ラストでは、村内は突然学校を去ることになります。それこそ「青い鳥」のように。
そこにはTVドラマにありがちな、クラスの生徒達との涙の大円団なんてありません。
でも、染みるんです。村内の一礼が。
「まきちゃんぐ」さんの曲もイイ。
さいごに、
あの「青い鳥BOX」、ほんとうに浮いた存在でした…。
お正月でもまだ上映してるみたいです。
静かに感動を味わいたい方は是非劇場で。
September 19, 2008
INTO THE WILD/イントゥ・ザ・ワイルド
上陸の恐れはあまりないようですが、明日朝まで台風の影響で大雨です。
こんな日は週末だけれど映画とかDVDとか室内にこもるチャンスだと思います。
(ブログも久々にアップできます。)
今月は時間に余裕もあったので、映画をゆっくり観れました。
そこで、激オススメの一本を!
原作は、登山家ジョン・クラカワーによる「荒野へ」というルポタージュで、
ショーン・ペンが久々に監督として撮った作品です。
photo:MovieWalkerサイトより
INTO THE WILD/イントゥ・ザ・ワイルド
2007年 アメリカ
監督・脚本 Sean Penn
原作 Jon Krakauer
出演 Emile Hirsch,Hal Holbrook,Catherine Keener,William Hurt,Vince Vaughn,Kristen Stewart,etc...
http://intothewild.jp/top.html
スクリーンの隅々まで広がる"生きる"ことの眩しさ
単純な奴だと思われるかも知れませんが、
「心揺さぶられる」という一点において、僕には最高レベルの作品でした。
音楽、映像、構成、俳優、どれも素晴らしかった。
世間体を優先する両親への不信感、物質的な豊かさ追求する社会への憤りなど、多くの若者が経験する悩みを人一倍感じていたクリスは、完全な自由を求めてアラスカへ旅立ちます。その旅は、日本の若者が東南アジア辺りをバックパッカーでちょろちょろ旅するのとは全く違う。物語は、クリスの理解者だった妹カリーンのナビゲーションで、彼の残した日記を手掛かりにその軌跡を辿るものです。人と自然、街中の対比が素晴らしく、光も空気感も違って映ります。そして、音楽も各シーンで効果的にスクリーンに引き込んでくれました。
クリスの生き様や行動は決して賞賛されるべきものじゃありません。周りを顧みないその行為は、彼を愛する様々な人々を巻き込み戸惑いや悲しみを与えることになるし、軽率で反社会的な行為にも繋がるから。しかし、若さ故の強く純粋な意思が彼の行動を後押しする…。"生きる力"がスクリーンの隅々にまで力強くみなぎっていましたが、もちろん結果を知っているからなのか逆にそれが儚さを誘って胸を打ちます。でも決して彼は生き急いだのではなく、その"死"はあくまでも事故であり思いがけないものであったと信じたいです。
主演はエミール・ハッシュ。「〜ドッグ・タウン」のときはまだ少年っぽかったし、「スピード・レーサー」なんて派手な映画にも出ていてどうなんだと思っていたんですが、もう好きになってしまってます。
出会う人々も皆素敵で愛情豊か。もし勝手に脚本が塗り替えられて、アラスカへ向わず結局ロンの工房に残る道を選んでいても構わないくらいの気持ちにもなりました。また、クリスの純粋なな覚悟に皆惹かれていたし、反面危うさも感じていたので心配で気にかけていたのだと思います。ようは放っておけないタイプ。それからトレイシーは可愛いすぎで、僕なら間違いなくあそこで心が折れてるハズです。
死を覚悟した彼は最期のメッセージに自分の名をサインします。"スーパートランプ(放浪者)"ではなくクリス・マッカンドレスとして土に還ることを示したのでしょうか…。この辺りも胸が熱くなってたまりませんでした。
そして、「世界は愛に満ちている」ことを確かに彼は知ったのだと思いたいです。
+ + +
プロ野球もいよいよ佳境。
まだまだ望みはあるのに、なぜだか悲壮感たっぷりのソフトバンク…。
もちろん応援を止めるわけには行きません!
でも、盛り上がっていて羨ましいなぁ、巨人とオリックス…。
セ・リーグでは何気に広島が3位でCSに残って優勝までしたら
面白いと思っています。
こんな日は週末だけれど映画とかDVDとか室内にこもるチャンスだと思います。
(ブログも久々にアップできます。)
今月は時間に余裕もあったので、映画をゆっくり観れました。
そこで、激オススメの一本を!
原作は、登山家ジョン・クラカワーによる「荒野へ」というルポタージュで、
ショーン・ペンが久々に監督として撮った作品です。
photo:MovieWalkerサイトよりINTO THE WILD/イントゥ・ザ・ワイルド
2007年 アメリカ
監督・脚本 Sean Penn
原作 Jon Krakauer
出演 Emile Hirsch,Hal Holbrook,Catherine Keener,William Hurt,Vince Vaughn,Kristen Stewart,etc...
http://intothewild.jp/top.html
スクリーンの隅々まで広がる"生きる"ことの眩しさ
単純な奴だと思われるかも知れませんが、
「心揺さぶられる」という一点において、僕には最高レベルの作品でした。
音楽、映像、構成、俳優、どれも素晴らしかった。
世間体を優先する両親への不信感、物質的な豊かさ追求する社会への憤りなど、多くの若者が経験する悩みを人一倍感じていたクリスは、完全な自由を求めてアラスカへ旅立ちます。その旅は、日本の若者が東南アジア辺りをバックパッカーでちょろちょろ旅するのとは全く違う。物語は、クリスの理解者だった妹カリーンのナビゲーションで、彼の残した日記を手掛かりにその軌跡を辿るものです。人と自然、街中の対比が素晴らしく、光も空気感も違って映ります。そして、音楽も各シーンで効果的にスクリーンに引き込んでくれました。
クリスの生き様や行動は決して賞賛されるべきものじゃありません。周りを顧みないその行為は、彼を愛する様々な人々を巻き込み戸惑いや悲しみを与えることになるし、軽率で反社会的な行為にも繋がるから。しかし、若さ故の強く純粋な意思が彼の行動を後押しする…。"生きる力"がスクリーンの隅々にまで力強くみなぎっていましたが、もちろん結果を知っているからなのか逆にそれが儚さを誘って胸を打ちます。でも決して彼は生き急いだのではなく、その"死"はあくまでも事故であり思いがけないものであったと信じたいです。
主演はエミール・ハッシュ。「〜ドッグ・タウン」のときはまだ少年っぽかったし、「スピード・レーサー」なんて派手な映画にも出ていてどうなんだと思っていたんですが、もう好きになってしまってます。
出会う人々も皆素敵で愛情豊か。もし勝手に脚本が塗り替えられて、アラスカへ向わず結局ロンの工房に残る道を選んでいても構わないくらいの気持ちにもなりました。また、クリスの純粋なな覚悟に皆惹かれていたし、反面危うさも感じていたので心配で気にかけていたのだと思います。ようは放っておけないタイプ。それからトレイシーは可愛いすぎで、僕なら間違いなくあそこで心が折れてるハズです。
死を覚悟した彼は最期のメッセージに自分の名をサインします。"スーパートランプ(放浪者)"ではなくクリス・マッカンドレスとして土に還ることを示したのでしょうか…。この辺りも胸が熱くなってたまりませんでした。
そして、「世界は愛に満ちている」ことを確かに彼は知ったのだと思いたいです。
+ + +
プロ野球もいよいよ佳境。
まだまだ望みはあるのに、なぜだか悲壮感たっぷりのソフトバンク…。
もちろん応援を止めるわけには行きません!
でも、盛り上がっていて羨ましいなぁ、巨人とオリックス…。
セ・リーグでは何気に広島が3位でCSに残って優勝までしたら
面白いと思っています。
July 02, 2008
ぐるりのこと。
7月になって、もう真夏と言って良いでしょう。
街並がどんどん変わりますがチェックも追いつかないなぁ…。
寂しいところでは、代官山glideが閉店してしまったこと。
ビルが大幅に改装されてましたが次は何になるのかな?
さて、シネマライズの日曜日の最終回は、毎週1,000円で観れます。
ここ数年で観た邦画ではナンバー1かも知れないという映画を観てしまいました!
ぐるりのこと。
2008年 日本
監督・原作・脚本 橋口亮輔
出演 木村多江、リリーフランキー、倍賞美津子、寺島進、他
http://www.gururinokoto.jp/
橋口監督6年ぶりの新作は、愛情いっぱいの名作となった
しっかりとした妻翔子(木村多江)と、つかみ所のない飄々とした夫カナオ(リリー・フランキー)。この夫婦の約10年が、可笑しくも優しくそしてリアルな低い目線で描かれています。
木村多江は、今作品が映画初主演というこです。驚きの演技の幅広さでした。嬉しさから怒り、悲しみといった表情全てにリアルさを感じずにいれません。そして、あの寝顔の可愛いことと言ったらありません!木村多江ってこんなに可愛らしかったっけ!劇中でもシーンによって全然違って見えました。
リリー・フランキーの役どころは、いわゆるダメンズ的な夫。最近多そうな…。でも、翔子への愛情はホンモノで、いざとなればしっかり翔子を支える面も持っています。
設定は法廷画家という特殊な職業ですが、仕事を通していろんな事件や犯人の人となりに触れます。そのことが上手く通じ合えないでいる妻との繋がりにも良い影響を与える結果になったと思います。つまりカナオもこの10年で成長しているのではないでしょうか。
もちろん二人の掛け合いも見所のひとつです。
この夫婦の描き方がどこまでも静かで優しいんです。特に構図が素晴らしく感じて、どの場面でも惹かれるものがありました。カメラワークの指示は橋口監督からなのか、カメラマンさんの腕が良いのか、いづれにしても見逃せません。
脇を固める俳優の方々も皆さん素晴らしいんですが、僕が評価したいのは嫌みな義妹役の安藤玉恵やテレビ局の担当役の八嶋さんあたりです。程よい毒を散らしてて、主演の二人を押し出してたように思います。
また、法廷やニュースあるいは分かりやすいファッションなどを通して、10年間という歴史を思い描きながら観ることも出来ます。
これほど工夫されながらも、
嫌みさが感じられない作品も珍しいのではないでしょうか。
+ + +
新幹線に落書きが!
見つかったら重い刑罰が課せられるそうです。
それは分かるんですが、
落書きされても走れそうなのになぁ…。
消すのは車庫に戻ってから良いのではと。
そう思ったのは僕だけでしょうか。
街並がどんどん変わりますがチェックも追いつかないなぁ…。
寂しいところでは、代官山glideが閉店してしまったこと。
ビルが大幅に改装されてましたが次は何になるのかな?
さて、シネマライズの日曜日の最終回は、毎週1,000円で観れます。
ここ数年で観た邦画ではナンバー1かも知れないという映画を観てしまいました!
ぐるりのこと。
2008年 日本
監督・原作・脚本 橋口亮輔
出演 木村多江、リリーフランキー、倍賞美津子、寺島進、他
http://www.gururinokoto.jp/
橋口監督6年ぶりの新作は、愛情いっぱいの名作となった
しっかりとした妻翔子(木村多江)と、つかみ所のない飄々とした夫カナオ(リリー・フランキー)。この夫婦の約10年が、可笑しくも優しくそしてリアルな低い目線で描かれています。
木村多江は、今作品が映画初主演というこです。驚きの演技の幅広さでした。嬉しさから怒り、悲しみといった表情全てにリアルさを感じずにいれません。そして、あの寝顔の可愛いことと言ったらありません!木村多江ってこんなに可愛らしかったっけ!劇中でもシーンによって全然違って見えました。
リリー・フランキーの役どころは、いわゆるダメンズ的な夫。最近多そうな…。でも、翔子への愛情はホンモノで、いざとなればしっかり翔子を支える面も持っています。
設定は法廷画家という特殊な職業ですが、仕事を通していろんな事件や犯人の人となりに触れます。そのことが上手く通じ合えないでいる妻との繋がりにも良い影響を与える結果になったと思います。つまりカナオもこの10年で成長しているのではないでしょうか。
もちろん二人の掛け合いも見所のひとつです。
この夫婦の描き方がどこまでも静かで優しいんです。特に構図が素晴らしく感じて、どの場面でも惹かれるものがありました。カメラワークの指示は橋口監督からなのか、カメラマンさんの腕が良いのか、いづれにしても見逃せません。
脇を固める俳優の方々も皆さん素晴らしいんですが、僕が評価したいのは嫌みな義妹役の安藤玉恵やテレビ局の担当役の八嶋さんあたりです。程よい毒を散らしてて、主演の二人を押し出してたように思います。
また、法廷やニュースあるいは分かりやすいファッションなどを通して、10年間という歴史を思い描きながら観ることも出来ます。
これほど工夫されながらも、
嫌みさが感じられない作品も珍しいのではないでしょうか。
+ + +
新幹線に落書きが!
見つかったら重い刑罰が課せられるそうです。
それは分かるんですが、
落書きされても走れそうなのになぁ…。
消すのは車庫に戻ってから良いのではと。
そう思ったのは僕だけでしょうか。
March 02, 2008
THE GOLDEN COMPASS/ライラの冒険 黄金の羅針盤
「ロード・オブ・ザ・リング」と「ハリー・ポッター」で盛り上がったファンタジー小説の映画化の流れはまだまだ続きます。しかし、アカデミー賞を受賞したこの大作を超えるのはとても難しい。良くも悪くもファンタジー映画のハードルが高くなってます。
日本では分かりませんが、イギリスでは「ナルニア国」よりも興業成績が良いみたいなので、一応、3作分は製作されそうです。
THE GOLDEN COMPASS/ライラの冒険 黄金の羅針盤
2007年 アメリカ
監督・脚本 Chris Weitz
原作 Philip Pullman
出演 Dakota Blue Richards,Nicole Kidman,Sam Elliott,Daniel Craig,Eva Green,Ben Walker,etc...
※公式サイトの日本版がどこにあるか不明??
原作は、イギリス人フィリップ・プルマンが'90年代に書いたファンタジー3部作の第一章。
まず独特の世界観を持っているので、前半はそういう設定を理解するのに苦労しました。単純な剣と魔法の世界ではありません。
今回(第一章)の舞台は、我々の住んでいる世界とは少しずれた"パラレルワールド"となります。そこには、人の魂が実際の動物の形で具現化した"ダイモン"が存在します。いつも人間に寄り添っいてサポートしてくれる存在。幼少期には、その形は一定でなく主人の状況や気持ちによって変化します。でも、小動物の範囲はでないようです。(ジョジョの"スタンド"に似てると思ったのは僕だけかな…)
他にも、魔女や知能のあるクマの種族などファンタジーに欠かせない設定も。そして第二章以降では、我々の住む世界や他の"パラレルワールド"を結ぶ"ダスト"なる存在が、重要なキーワードとなってくるようです。
海の種族や空の海賊、魔女のセフィナ、熊のイオレク、各々のダイモン達など、キャラクターは豊富でした。でも、イオレク以外は活躍の場が少なく、せっかくの魅力が第一章だけでは十分に発揮されていませんでした。イオレクは、かっこ良いけれど、吠え過ぎる…。空の一匹狼、スコーズビーには今後の活躍を期待したいです。今回はベテランの渋さだけが異常に存在感を示してましたので。
主人公ライラにういて。これまでの小さな英雄というのは、最初は弱くて意気地なしですが徐々に成長して真の勇者になる。それが王道のはずですが…、ライラは違った。最初っから、勇気も度胸もあったし、とても賢かった。それに比べると、敵役のニコール・キッドマン扮するコールター夫人が最後まで冴えなかった気もします。
いずれにしても、今回は完全に冒険の途中で終了。クライマックスの大円団もとてもこじんまりとしたものでした…。消化不良で次回へ続きます。
+ + +
今週は、総合格闘技の新しい流れが始まります。
3月5日「戦極」、
3月15日「DREAM」です。
どちらも、旧PRIDEを主戦場にしていた選手達の
再出発の大会なので注目していきたいです。
←地域情報のブログランク(click!してもらうと順位がUP!)
日本では分かりませんが、イギリスでは「ナルニア国」よりも興業成績が良いみたいなので、一応、3作分は製作されそうです。
THE GOLDEN COMPASS/ライラの冒険 黄金の羅針盤
2007年 アメリカ
監督・脚本 Chris Weitz
原作 Philip Pullman
出演 Dakota Blue Richards,Nicole Kidman,Sam Elliott,Daniel Craig,Eva Green,Ben Walker,etc...
※公式サイトの日本版がどこにあるか不明??
原作は、イギリス人フィリップ・プルマンが'90年代に書いたファンタジー3部作の第一章。
まず独特の世界観を持っているので、前半はそういう設定を理解するのに苦労しました。単純な剣と魔法の世界ではありません。
今回(第一章)の舞台は、我々の住んでいる世界とは少しずれた"パラレルワールド"となります。そこには、人の魂が実際の動物の形で具現化した"ダイモン"が存在します。いつも人間に寄り添っいてサポートしてくれる存在。幼少期には、その形は一定でなく主人の状況や気持ちによって変化します。でも、小動物の範囲はでないようです。(ジョジョの"スタンド"に似てると思ったのは僕だけかな…)
他にも、魔女や知能のあるクマの種族などファンタジーに欠かせない設定も。そして第二章以降では、我々の住む世界や他の"パラレルワールド"を結ぶ"ダスト"なる存在が、重要なキーワードとなってくるようです。
海の種族や空の海賊、魔女のセフィナ、熊のイオレク、各々のダイモン達など、キャラクターは豊富でした。でも、イオレク以外は活躍の場が少なく、せっかくの魅力が第一章だけでは十分に発揮されていませんでした。イオレクは、かっこ良いけれど、吠え過ぎる…。空の一匹狼、スコーズビーには今後の活躍を期待したいです。今回はベテランの渋さだけが異常に存在感を示してましたので。
主人公ライラにういて。これまでの小さな英雄というのは、最初は弱くて意気地なしですが徐々に成長して真の勇者になる。それが王道のはずですが…、ライラは違った。最初っから、勇気も度胸もあったし、とても賢かった。それに比べると、敵役のニコール・キッドマン扮するコールター夫人が最後まで冴えなかった気もします。
いずれにしても、今回は完全に冒険の途中で終了。クライマックスの大円団もとてもこじんまりとしたものでした…。消化不良で次回へ続きます。
+ + +
今週は、総合格闘技の新しい流れが始まります。
3月5日「戦極」、
3月15日「DREAM」です。
どちらも、旧PRIDEを主戦場にしていた選手達の
再出発の大会なので注目していきたいです。
March 01, 2008
JUMPER/ジャンパー
もう3月に入りました。
花粉症でさえなければ、一年で一番過ごしやすい季節です。
特に決められた出会いや別れのある生活を送ってるわけじゃありませんが、
いつでもどこでも新鮮な気持ちだけは忘れないように心掛けたい。
最近、ミニシアター系ではなかなかの秀作が幾つか上映されてます。
なのに今日は特に冴えてるわけでもなかったジャンパーの感想を…。
感想をまとめるのが簡単なので。
JUMPER/ジャンパー
2007年 アメリカ
監督 Doug Liman
製作・脚本 Simon Kinberg
出演 Hayden Christensen,Samuel L.Jackson,Jamie Bell,Diane Lane,etc...
http://movies.foxjapan.com/jumper/
瞬間移動の能力を持つ"ジャンパー"と、それを狩ることが目的の謎の組織"パラディン"の激闘を描くSFアクション。僕はこの手の映画のストーリーにはほとんど興味がなくて、映像やアクションのカッコ良さのみを期待します。そして、瞬間移動やパラディンの科学兵器はカッコよく撮れていたと思います。
"空間の歪み"や"ワームホール"なんかもややこしい理屈無しに普通に多用してる様子が、何も考えずに楽しめて良かったです。
監督は「Mr.&Mrs.スミス」のダグ・リーマン監督。「Mr.&Mrs.スミス」に負けないくらいスピーディな展開です。
なんと言ってもSFアクション好きにたまらなかったのは、H・クリステンセンとサミュエル・L・ジャクソンのSWエピソード3依頼の対決です。狙ったとしか思えないキャスティングです。敵役のS.L.ジャクソンの存在感は相変わらずで、能力がないのにジャンパー達に凄い圧力をかけてました。なぜ?と言いたいくらいに強い。その分、能力を有効に使えない主人公役のH.クリステンセンにはちょっと歯がゆかったりもしました。普通に戦えば絶対に"ジャンパー"のほうが有利に思えるので…。
また、デヴィッド自身も強盗してたり、パラディンもどれくらい悪い組織なのか今ひとつはっきりしない状況が続いたので、善と悪の構図が分かりづらかった気もします。最後のほうでは、ジャンパー同士で仲間割れする始末だし…。
結局、組織や能力についてもほとんど謎は分からずじまい。ヒットしたならもちろん続編もありそうなので、そちらに期待します。
+ + +
ボクシングWBAミニマム級タイトルマッチ
王者の新井田が7度目の防衛!こういう試合こそTV中継して欲しいな。
世界卓球は、男女ともに銅メダル!祝?で良いんですよね!?
←地域情報のブログランク(click!してもらうと順位がUP!)
花粉症でさえなければ、一年で一番過ごしやすい季節です。
特に決められた出会いや別れのある生活を送ってるわけじゃありませんが、
いつでもどこでも新鮮な気持ちだけは忘れないように心掛けたい。
最近、ミニシアター系ではなかなかの秀作が幾つか上映されてます。
なのに今日は特に冴えてるわけでもなかったジャンパーの感想を…。
感想をまとめるのが簡単なので。
JUMPER/ジャンパー
2007年 アメリカ
監督 Doug Liman
製作・脚本 Simon Kinberg
出演 Hayden Christensen,Samuel L.Jackson,Jamie Bell,Diane Lane,etc...
http://movies.foxjapan.com/jumper/
瞬間移動の能力を持つ"ジャンパー"と、それを狩ることが目的の謎の組織"パラディン"の激闘を描くSFアクション。僕はこの手の映画のストーリーにはほとんど興味がなくて、映像やアクションのカッコ良さのみを期待します。そして、瞬間移動やパラディンの科学兵器はカッコよく撮れていたと思います。
"空間の歪み"や"ワームホール"なんかもややこしい理屈無しに普通に多用してる様子が、何も考えずに楽しめて良かったです。
監督は「Mr.&Mrs.スミス」のダグ・リーマン監督。「Mr.&Mrs.スミス」に負けないくらいスピーディな展開です。
なんと言ってもSFアクション好きにたまらなかったのは、H・クリステンセンとサミュエル・L・ジャクソンのSWエピソード3依頼の対決です。狙ったとしか思えないキャスティングです。敵役のS.L.ジャクソンの存在感は相変わらずで、能力がないのにジャンパー達に凄い圧力をかけてました。なぜ?と言いたいくらいに強い。その分、能力を有効に使えない主人公役のH.クリステンセンにはちょっと歯がゆかったりもしました。普通に戦えば絶対に"ジャンパー"のほうが有利に思えるので…。
また、デヴィッド自身も強盗してたり、パラディンもどれくらい悪い組織なのか今ひとつはっきりしない状況が続いたので、善と悪の構図が分かりづらかった気もします。最後のほうでは、ジャンパー同士で仲間割れする始末だし…。
結局、組織や能力についてもほとんど謎は分からずじまい。ヒットしたならもちろん続編もありそうなので、そちらに期待します。
+ + +
ボクシングWBAミニマム級タイトルマッチ
王者の新井田が7度目の防衛!こういう試合こそTV中継して欲しいな。
世界卓球は、男女ともに銅メダル!祝?で良いんですよね!?
February 01, 2008
earth/アース
地球温暖化に対する政府または著名人の見解に
たまに引っかかる言葉が出て来ます。
それは"日本主導"による環境問題の解決を提唱してる人達からの言葉。
どこの会議で決まろうが、どこの国のお手柄だろうが全くどうでもいい。
これほど世界共通で結果のみが求められてる課題はないのだから。
もどかしくて仕方がないんです。
で、そんな時にこの映画を観てしまいました。
earth/アース
2007年 ドイツ、イギリス
監督・脚本 Alastair Fothergill,Mark Linfield
制作 Alix Tidmarsh
脚本 Sir David Attenborough
音楽 George Fenton、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
吹替版ナレーション 渡辺謙
http://earth.gyao.jp/
http://www.loveearth.com/jp/
今、自分達にできることは何か?まずは考えてみよう。
環境映画というジャンルがあるのか無いのか。いずれにしても撮影技術の進歩と好奇心から、近年ありのままの(人間には)神秘的な自然や生命をテーマにドキュメント化した映画が上映されるようになりました。そこには驚きの映像美も加わり、どの作品にも生命の尊さや自然の恵みや脅威を一様に感じることができます。
「アース」では、北極において春先に冬眠から目覚めるホッキョクグマの母仔から始まり、次第に南下していく形で進んで行きます。ツンドラ、熱帯雨林、サバンナ、インド洋から南極と移動して、そこに溢れる生命達を追う。緊張に息を飲むシーンもありますが、思わず笑ってしまうことも。これまでの自然ドキュメントを総括したような構成で上手くまとまっていたと思います。
他にテーマの本筋ではありませんが、ホオジロザメがド迫力で恐かったのと、大好きなエンジェルフォールとかも含まれてて嬉しかった。
そして最後はストレートに問題提起があります。雄大なはずの地球がとても小さくて儚いものに感じてしまいました。
スタッフは、「ディープブルー」を始め映画やTV番組で、野生動物の生態を撮つ続けて来た人達だということです。危険も多いと思われ、各々のチームクルーの地道な作業には頭が下がります。
決して感情的ではなく控えめ、けれども考えさせてくれる映像です。
もし、ガソリンの暫定税率を据え置きするなら、
その予算で全小中学生に無料鑑賞させたほうが良いです。
たまに引っかかる言葉が出て来ます。
それは"日本主導"による環境問題の解決を提唱してる人達からの言葉。
どこの会議で決まろうが、どこの国のお手柄だろうが全くどうでもいい。
これほど世界共通で結果のみが求められてる課題はないのだから。
もどかしくて仕方がないんです。
で、そんな時にこの映画を観てしまいました。
earth/アース
2007年 ドイツ、イギリス
監督・脚本 Alastair Fothergill,Mark Linfield
制作 Alix Tidmarsh
脚本 Sir David Attenborough
音楽 George Fenton、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
吹替版ナレーション 渡辺謙
http://earth.gyao.jp/
http://www.loveearth.com/jp/
今、自分達にできることは何か?まずは考えてみよう。
環境映画というジャンルがあるのか無いのか。いずれにしても撮影技術の進歩と好奇心から、近年ありのままの(人間には)神秘的な自然や生命をテーマにドキュメント化した映画が上映されるようになりました。そこには驚きの映像美も加わり、どの作品にも生命の尊さや自然の恵みや脅威を一様に感じることができます。
「アース」では、北極において春先に冬眠から目覚めるホッキョクグマの母仔から始まり、次第に南下していく形で進んで行きます。ツンドラ、熱帯雨林、サバンナ、インド洋から南極と移動して、そこに溢れる生命達を追う。緊張に息を飲むシーンもありますが、思わず笑ってしまうことも。これまでの自然ドキュメントを総括したような構成で上手くまとまっていたと思います。
他にテーマの本筋ではありませんが、ホオジロザメがド迫力で恐かったのと、大好きなエンジェルフォールとかも含まれてて嬉しかった。
そして最後はストレートに問題提起があります。雄大なはずの地球がとても小さくて儚いものに感じてしまいました。
スタッフは、「ディープブルー」を始め映画やTV番組で、野生動物の生態を撮つ続けて来た人達だということです。危険も多いと思われ、各々のチームクルーの地道な作業には頭が下がります。
決して感情的ではなく控えめ、けれども考えさせてくれる映像です。
もし、ガソリンの暫定税率を据え置きするなら、
その予算で全小中学生に無料鑑賞させたほうが良いです。
December 31, 2007
今年の映画10本 2007
昨年に引き続き今年劇場公開された鑑賞映画のマイベスト10を考えました。
1.夕凪の街 桜の国◎
2.鉄コン筋クリート
3.onceダブリンの街角で
4.パヒューム
5.バッテリー
6.善き人のためのソナタ
7.サンジャックへの道
8.グッドシェパード
9.包帯クラブ
10.サラエボの花
以上です。
去年迂闊にも順位づけをしてしまったんで、
今回も無理してそれに習っていますが
一番以外は、そんなに意味ないと思います。
次に考えると変わっているかも。そんな程度です。
+ + +
今も日本海側は天気が荒れてるようですが、
大晦日から元日の朝にかけて
全国的に荒れ模様のようです。
はしゃぎ過ぎに注意しましょう。
では、良いお年をお迎え下さい!
1.夕凪の街 桜の国◎
2.鉄コン筋クリート
3.onceダブリンの街角で
4.パヒューム
5.バッテリー
6.善き人のためのソナタ
7.サンジャックへの道
8.グッドシェパード
9.包帯クラブ
10.サラエボの花
以上です。
去年迂闊にも順位づけをしてしまったんで、
今回も無理してそれに習っていますが
一番以外は、そんなに意味ないと思います。
次に考えると変わっているかも。そんな程度です。
+ + +
今も日本海側は天気が荒れてるようですが、
大晦日から元日の朝にかけて
全国的に荒れ模様のようです。
はしゃぎ過ぎに注意しましょう。
では、良いお年をお迎え下さい!
December 27, 2007
Reign Over Me/再会の街で
今年もノロウイルスが流行中のようです。
昨日も税理士さんが大変そうでした。
どうぞ皆さんご自愛下さい。
弱ったときは、大切な友達が側にいてくれるだけで安心できます。
男友達の友情のお話です。
Reign Over Me/再会の街で
2007年 アメリカ
監督・脚本・出演 Mike Binder
出演 Adam Sandler,Don Cheadle,Jada Pinkett Smith,Liv Tyler,Saffron Burrows,etc...
http://www.sonypictures.jp/movies/reignoverme/
友情は再生する力を与えてくれる。
「9.11同時多発テロ」で家族を亡くしたチャーリー(アダム・サンドラー)は、深い傷を癒せないまま自分の世界に閉じこもっていた。そんな彼を大学時代ルームメイトである歯科医のアラン(ドン・チードル)は街中で偶然見かける。仕事も家庭も順風に映るアランも、何か満たされないストレスが彼を悩ませていた。そんな二人が再会するところから物語は始まります。
まず男二人の陰のある演技は見物。どんな役でもできそうなドン・チードルと親しみやすいアダム・サンドラーのコンビは一見凸凹だが、二人とも相手にお構いなく懐に入り込めるアメリカ人俳優独特の軽妙さを感じます。キャスティングも良かったんだと思います。特にチャーリーの軽口は映画全体の"重さ"を中和していた。
チャーリーの傷は思いのほか深かった。普通の人にはこのような悲劇など想像すらできないんですが、向き合うと自分の命すら断ってしまいたくなる程に…。だからこそ自分の殻に閉じこもるしかなかったし、そこにはアダムには理解しがたい苦しみがある。そんな二人が徐々に打ち解けていくプロセスが、とても繊細で難しかったと思われます。セラピスト役のサフロン・バロウズは、綺麗でしたがちょっと役不足感も感じてしまったかも。この重いテーマで、歯科医院などで笑いを織りまぜることのできる監督の力量はさすが。
この二人の距離を近付ける一番の切っ掛けである音楽の存在も外せません。原題の「Reign Over Me」は、チャーリーが聞いているTHE WHOの曲名からということで、'70-'80代のサウンドが満載です。音楽の持つ力は大きい。
メル・ブルックスの映画も観たくなった。詳しい方は教えて下さい。
汚れ役と思っていたアラン曰く"いかれ女"役のリヴ・タイラーが、最後にはとても重要な立ち位置になってました。あと、高層ビルのしかも一面が全て窓に面した裁判所があるのだなと驚きました。部屋も明るい。裁判長にはスカッとした。
「9.11」の遺族を、いまや腫れものでも扱うかのような警察や行政。"目には目を"でやり返すだけでは、この理不尽な悲しみは癒されることはない。「サラエボの花」でも書きましたが、当時者であるNY市民の目線からしか語られない悲しみはあります。
昨日も税理士さんが大変そうでした。
どうぞ皆さんご自愛下さい。
弱ったときは、大切な友達が側にいてくれるだけで安心できます。
男友達の友情のお話です。
Reign Over Me/再会の街で
2007年 アメリカ
監督・脚本・出演 Mike Binder
出演 Adam Sandler,Don Cheadle,Jada Pinkett Smith,Liv Tyler,Saffron Burrows,etc...
http://www.sonypictures.jp/movies/reignoverme/
友情は再生する力を与えてくれる。
「9.11同時多発テロ」で家族を亡くしたチャーリー(アダム・サンドラー)は、深い傷を癒せないまま自分の世界に閉じこもっていた。そんな彼を大学時代ルームメイトである歯科医のアラン(ドン・チードル)は街中で偶然見かける。仕事も家庭も順風に映るアランも、何か満たされないストレスが彼を悩ませていた。そんな二人が再会するところから物語は始まります。
まず男二人の陰のある演技は見物。どんな役でもできそうなドン・チードルと親しみやすいアダム・サンドラーのコンビは一見凸凹だが、二人とも相手にお構いなく懐に入り込めるアメリカ人俳優独特の軽妙さを感じます。キャスティングも良かったんだと思います。特にチャーリーの軽口は映画全体の"重さ"を中和していた。
チャーリーの傷は思いのほか深かった。普通の人にはこのような悲劇など想像すらできないんですが、向き合うと自分の命すら断ってしまいたくなる程に…。だからこそ自分の殻に閉じこもるしかなかったし、そこにはアダムには理解しがたい苦しみがある。そんな二人が徐々に打ち解けていくプロセスが、とても繊細で難しかったと思われます。セラピスト役のサフロン・バロウズは、綺麗でしたがちょっと役不足感も感じてしまったかも。この重いテーマで、歯科医院などで笑いを織りまぜることのできる監督の力量はさすが。
この二人の距離を近付ける一番の切っ掛けである音楽の存在も外せません。原題の「Reign Over Me」は、チャーリーが聞いているTHE WHOの曲名からということで、'70-'80代のサウンドが満載です。音楽の持つ力は大きい。
メル・ブルックスの映画も観たくなった。詳しい方は教えて下さい。
汚れ役と思っていたアラン曰く"いかれ女"役のリヴ・タイラーが、最後にはとても重要な立ち位置になってました。あと、高層ビルのしかも一面が全て窓に面した裁判所があるのだなと驚きました。部屋も明るい。裁判長にはスカッとした。
「9.11」の遺族を、いまや腫れものでも扱うかのような警察や行政。"目には目を"でやり返すだけでは、この理不尽な悲しみは癒されることはない。「サラエボの花」でも書きましたが、当時者であるNY市民の目線からしか語られない悲しみはあります。
December 26, 2007
Saint Jacques...La mecque/サン・ジャックへの道
今年もあと6日。源泉の手続きも済ませてしまい、
もう今年のまとめと来年の豊富を考えているわけです。
それまでに映画と本の蔵出しを幾つかしておきますよ。
年末年始にぜひ。
Saint Jacques...La mecque/サン・ジャックへの道
2005年 フランス
監督・脚本 Coline Serreau
出演 Muriel Robin,Artus de Penguern,Jean-Pierre Darroussin,Marie Bunel,etc...
http://stjacques.exblog.jp/
※公式サイトは既にクローズ。公式ブログということです。

旅の道中を、巧みな構成で魅せてくれた。
フランス語でサンジャック(SAINT JACQUES)は、サンティアゴのこと。
母の遺言で遺産を相続するために、聖地サンティアゴまで巡礼することになった3兄妹。各々が大きな問題を抱えており兄妹仲も険悪そのもの。この3兄妹と巡礼ガイド以下、合計9名がフランスからスペインの端まで、1500kmに及ぶ旅(巡礼)をするというお話です。そして、もちろんこの9人全員がそれぞれの思惑や悩みを持って旅に臨んでいます。
まさしく珍道中に相応しい"道すがら"(今回の旅のツアー名にもなってます)、自分勝手な面々は皆それぞれトラブルを持ち込んでは大騒ぎです。しかしこれだけ長いこと一緒に旅をしていると、さすがに9人は打ち解けて徐々に友情や団結心が芽生えて行きます。このロードムービーが上手いのは、そのプロセスが説教じみておらず、極めて自然にそこにたどり着いていた点にあると思います。兄のピエールと妹のクララが仲直りするシーンなんかは、こっちまで照れくさくてドキドキしてしまいます。結局のところは兄妹だったということ。また、イラン系移民のラムジィの素朴さ純粋さには何度も心が救われます。
景色がとにかく素晴らしい。山川平原、一本道、遺跡、街と色採り取りの風景、そしてそれに合わせた軽快な音楽がテンポ良く鑑賞者をスクリーンに引き込んでくれます。
HPによれば、この巡礼路は世界遺産に登録されてるそうで、なるほど景色は美しいはずです。大聖堂や修道院などの建築物も興味のある方には楽しめるかも知れません。ただし、そんなに宗教色は前面に出てこないので、肩の力を抜いてみれるはずです。
そしてラスト。悲しいエピソードも含まれるので手放しでは喜べませんが、これほど全員が納得して清々しく終われる旅というのもあまりない気がしました。これは良い映画です。
えーと、明日、いや数時間後には「再会の街」をアップ予定ですよ。
もう今年のまとめと来年の豊富を考えているわけです。
それまでに映画と本の蔵出しを幾つかしておきますよ。
年末年始にぜひ。
Saint Jacques...La mecque/サン・ジャックへの道
2005年 フランス
監督・脚本 Coline Serreau
出演 Muriel Robin,Artus de Penguern,Jean-Pierre Darroussin,Marie Bunel,etc...
http://stjacques.exblog.jp/
※公式サイトは既にクローズ。公式ブログということです。

旅の道中を、巧みな構成で魅せてくれた。
フランス語でサンジャック(SAINT JACQUES)は、サンティアゴのこと。
母の遺言で遺産を相続するために、聖地サンティアゴまで巡礼することになった3兄妹。各々が大きな問題を抱えており兄妹仲も険悪そのもの。この3兄妹と巡礼ガイド以下、合計9名がフランスからスペインの端まで、1500kmに及ぶ旅(巡礼)をするというお話です。そして、もちろんこの9人全員がそれぞれの思惑や悩みを持って旅に臨んでいます。
まさしく珍道中に相応しい"道すがら"(今回の旅のツアー名にもなってます)、自分勝手な面々は皆それぞれトラブルを持ち込んでは大騒ぎです。しかしこれだけ長いこと一緒に旅をしていると、さすがに9人は打ち解けて徐々に友情や団結心が芽生えて行きます。このロードムービーが上手いのは、そのプロセスが説教じみておらず、極めて自然にそこにたどり着いていた点にあると思います。兄のピエールと妹のクララが仲直りするシーンなんかは、こっちまで照れくさくてドキドキしてしまいます。結局のところは兄妹だったということ。また、イラン系移民のラムジィの素朴さ純粋さには何度も心が救われます。
景色がとにかく素晴らしい。山川平原、一本道、遺跡、街と色採り取りの風景、そしてそれに合わせた軽快な音楽がテンポ良く鑑賞者をスクリーンに引き込んでくれます。
HPによれば、この巡礼路は世界遺産に登録されてるそうで、なるほど景色は美しいはずです。大聖堂や修道院などの建築物も興味のある方には楽しめるかも知れません。ただし、そんなに宗教色は前面に出てこないので、肩の力を抜いてみれるはずです。
そしてラスト。悲しいエピソードも含まれるので手放しでは喜べませんが、これほど全員が納得して清々しく終われる旅というのもあまりない気がしました。これは良い映画です。
えーと、明日、いや数時間後には「再会の街」をアップ予定ですよ。



