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June 18, 2008

「ブラック・ジャック・キッド」久保寺健彦著4

ブログ再開。
しばらく忙しくしており、その後時間が出来ても時間を持て余してました。ブログのネタになりそうな事柄があっても、久々だとどうしても身構えてしまうらしく思いのほか間が空いたようです。
その間にMACの環境が変わりました!(MacG4&IE5.0→MacPro G5&Safari3.0)
そんなわけで、もともと不定期だし気負わず自然体で恵比寿を紹介して行きたいな。

で、内容としては軽めの本の紹介です。

【ブラック・ジャック・キッド】久保寺健彦著/新潮社
2007年11月発行

ブラック・ジャック・キッド

ブラック・ジャックになりたかった。
ブラック・ジャックのように、じゃなく、本当にブラック・ジャックになりたかったのだ。
〜冒頭からの引用

ウルトラマンに…、仮面ライダーに…、生まれて初めての出会う憧れのヒーロー。無垢な子供心は迷わずそのヒーローそのものになりたがります。この主人公の場合、それがたまたまブラック・ジャックでした。

タイトルからイメージしていたのは、ブラック・ジャックに憧れる少年の冒険譚とか成長の記録。大きく違ってはいないのだけれど、この作品に大きく惹かれたのは全体的に切なくもの悲しげな空気感が漂っていたことです。決して幸せといえない家庭環境、そして小学校でのイジメや友情…。拠り所となるのはもちろんブラック・ジャックで、いろんな場面で原作からのセリフを持ち出しています。
でも、興味を持つのはあくまでブラック・ジャックそのもので手塚治虫には全く興味を持っていません。(手塚治虫は、写真をみて冴えないおじさんくらいにし思っておらず、凄いのはあくまでブラック・ジャックということらしい。)

この作品は、ファンタジー小説でもあります。主人公がもっとも孤独に陥ったときにそれは現れて、心の隙間を埋めてくれる。真実はどうなのか分かりませんが、これもブラック・ジャックを信じる無垢な心が生み出した奇跡として思えば、なんだか素敵な思い出かな。

小学生ながらに女の子には結構モテる。お決まりなのは女の子の方が断然大人ということ。そして宮内くんと泉さんとの出会いは、マンガでも本でもそれまでの何倍もの視野を広げてくれたことでしょう。最後には泉さんへの恋心とも相まって、寂しい気もしますが確実に成長した主人公が描かれます。

自分自身と重ね合わせて
ノスタルジックな気分に浸れる人も多い作品ではないでしょうか。

  +  +  +

プロ野球の交流戦でソフトバンクが首位。
ペナントレースでも、ようやく楽天を抜いて3位。
やや調子が上向きかな…。

ちょっと間が空いただけで
恵比寿の街がどんどん変わって行きますが、
なるべく頑張って更新します。

mikey2006 at 03:15 │Comments(0)TrackBack(0)clip!読書魂! 

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